水星さん家が選ぶ、黒髪ロングヒロイン十選

遅れましたが10万ヒット御礼!わずか7ヵ月でこれだけ多くの人に見てもらえるとはうれしいものです。

さて10万ヒット御礼特別企画を称して前々からやろうと思ってた私的黒髪ロング十選を。人類にとって至高の嗜好が黒髪ロングであることは今更私が述べるまでもありませんが、一口に黒髪ロングといっても様々です。

ツンデレという言葉があまりに普及してしまった結果その本来的な意味が薄れていったように、黒髪ロングもその人気と普及度が逆に枷となって本来的な魅力をないがしろにされている、つまりは危機にあるように感じます。

黒い長髪の女の子をすべて「黒髪ロング」と呼ぶのは、「別に〜じゃないんだからっ!」と言えばツンデレと即断するのと同じく少し安易すぎやしないだろうか?これまでこれが問題視されなかったのはツンデレが性格を表す言葉であるのに対し黒髪ロングが外見上の特徴を指す言葉として捉えられていたからでしょう。もちろん黒髪ロングは外見上の特徴です。しかし属性としての「黒髪ロング」ははたしてただの髪型に止まっていてよいものか?


今、黒髪ロングは揺れています。ここで抽象論を語っても結局は感覚的な問題に落ち着いてしまうでしょう。即物的な現代人は「黒髪ロング」が例えばどのような人を指す言葉なのか、具体的な論が求めているのかもしれません。そんな必要性に駆られたわけでもなく、2009年も終わりが見えてきたしとりあえずこのへんで自分の中の黒髪ロングをまとめとこうと思った次第です。


以下は選出にあたっての規定

    • 規定1.黒髪ロングストレート限定
    • 規定2.登場作品のキャラで最も好き
    • 規定3.作品自体が好き
    • 規定4.黒髪ロング的である


初心者に優しいよう登場作品と、キャラクターを表すキーワードを付記しています。


  • 高城千砂


登場作品:『羊のうた』(漫画)
キーワード:姉・和服・セーラー・泣きボクロ

冬目景の創り出した究極美。連載終了から何年も経つが未だに根強い人気を誇る。作中では「あの娘はただ綺麗な女の子じゃない・・・・・・人をひき付けて破滅に導くような・・・・・・・・・・・・そんな危うさを持っている娘よ」と恐れられる。他人を敵と判断しており非常に厳しく冷たい対応をする一方で弟に対しては姉として母として恋人として優しい。この人を超える黒髪ロングを、人は創り出せるのか?

  • 比良坂初音

登場作品:『アトラク=ナクア』(18禁PCゲーム)
キーワード:人外・黒セーラー・古風な言葉遣い・赤眼・垂れ目・残虐

エロゲーマーから最も長く、そして強く愛されている黒髪ロング。元はおまけ作品だったのが人気出て単品で発売したのももう10年前の話。未だに大勢のファンをもつゲーム人気の要因の一つに比良坂初音のキャラクターがあるのは間違いない。穏やかな印象を与えるたれ目にも関わらずその性格は残酷無比、圧倒的な存在。正体は400年の時を生きる女郎蜘蛛。それでいて時折見せる人間的な一面も。独特の古風な言葉遣いもその魅力。千砂さんより早くこの人と出会っていればまた違う人生を歩んだだろう。どちらにせよ黒髪ロングだけどな!


登場作品:『月姫』(18禁PCゲーム)
キーワード:お嬢様・妹・ツンデレ貧乳コンプレックス

「俺妹」もよかったけど、やはり理想の妹は秋葉様というのは黒髪ロング好きの総意であろう。時折髪の色が変わるという黒髪ロング規定に引っ掛かりそうな設定にも関わらず、全国の黒髪ロング好きから集計をとれば間違いなく一番であろう。絶大な人気の、誇り高く気品ある令嬢。ツンデレ・ブラコンといえば今もごろごろしている属性だが、しっかりと過去があり理由付けもされている点で凡百の萌えキャラとは格が違う。さすがTYPE-MOONはいいキャラ作ります。私としてはカチューシャが好き。

  • 千葉さおり

登場作品:『放浪息子』(漫画)
キーワード:情緒不安定・自己中心的・中学生(9巻現在)

デンジャラスビューティー(作中表現)・千葉さおり。好きな人は好きだけど嫌いな人は嫌い、というはっきりとした性格ゆえ、しばしば周りと問題を起こす。しかし自由奔放のようでいて本人の中では基準が持っており、時折後悔・反省の様子が見られる。志村貴子が黒髪ロングというファンタジーを地に足のついた現実レベルに落とし造った、非常に人間的なキャラクター。キーワードがマイナスなのもそのためで好き嫌いははっきり分かれるだろう。『敷居の住人』のキクチナナコと迷ったが規定4からこちらを選ぶことに。

  • 羽衣狐


登場作品:『ぬらりひょんの孫』(漫画)
キーワード:妖怪・黒セーラー・黒タイツ・古風な言葉遣い

一見ただの女子高生だがその正体は転生し生き続ける大妖怪。黒セーラー+黒タイツという最強装備、ベタ塗りで黒と白のコントラストを強く意識して描かれた表現は新人らしかぬ完成度。その魅力は某ブログ管理人が羽衣狐さまのためだけにタグ設定するほど。


  • 黒沼爽子

登場作品:『君に届け』(漫画)
キーワード:ぱっつん・純粋・天然・能登ボイス

現在放送中のアニメも絶好調な「君に届け」のヒロイン・黒沼爽子。昔ながらの純情乙女なヒロインが今、逆に新鮮。見た目が怖いため周囲から「貞子」との誤解をうけているが実はとても良い子。こちらから見てると非常に当たり前のことに大きな感動を示す、心の綺麗な人。どうやら2009嫁にしたい二次キャラランキングで2位とったみたいだけど、お前らにはやらねーよ。

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登場作品:『地獄少女』(アニメ)
キーワード:黒セーラー・和服・無表情・赤眼・能登ボイス

「いっぺん、死んでみる?」で有名な黒髪ロング界のロリっ娘。これくらいの年頃の少女で黒髪ロングとはすばらしい。成長したらさぞ・・・って成長しないのか。しかし時の止まった存在であるゆえの老成した沈着ぶりと時折見せる感情がなんとも言えない。赤目と黒髪のコントラストが中二。死へと誘う存在とはある意味ストレートな黒髪ロングと言えるかもしれない。

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登場作品:『キミキス』(PS2ゲーム)
キーワード:天才・孤独・奇人・S

ち、ちくしょう・・・なんでうちの高校の理科室には二見さんがいなかったんだ・・・。あまりに突出した存在ゆえ周りから避けられ人との関わりに慣れていない。その不器用さからか大胆な行動をとることもあり、特に有名なキスを「実験」と呼ぶアレは率直に言ってえろい。そんな実験あったら子どもの理科離れなんか起こらんわ。Sっぽさを醸し出す田中理恵ボイスも良し。

  • 森野夜

登場作品『GOTH リストカット事件』(小説)
キーワード:泣きボクロ・無表情・孤独

小説まで入れると切りがないのだが、これはぎりぎりラノベの範疇ということで。早熟の天才・乙一の中でも代表作といえる『GOTH』は作品自体に二重の仕掛けが凝らしてある私の乙一ベストですがそんなことより森野夜さんが美しい。長い髪から靴の先まで全身を黒に包まれたのは、それとは対象的に一度も日光に当たったことのないような白い肌。光を嫌い、闇に積極的に溶け込もうとする嗜好。人間の暗黒面に強く惹かれる特殊な性癖の持ち主。

  • 一条生花


登場作品『白磁』(漫画)
キーワード:純粋・明朗快活・白磁の肌

既刊1巻の漫画は滅多な事がない限りランキングに入れないのですが、特例。緑の黒髪・濃紺の制服・白磁の肌、お手本のような黒髪ロングです。モリエサトシの端正な絵が「白」を表すのに合っており、黒と白のコントラスト表現には羽衣狐さまと共通するものも感じる。全体から強いフェティシズムを感じさせるストーリーは1巻にして今後の展開が気になるもの。



  • あとがき

順位はつけていませんが1位高城千砂、2位比良坂初音は確定。あとは秋葉様・・・と言いたいところですが難しい。ここから羽衣狐さまが飛び出すかは今後の展開を待ちましょう。
次点は『BLOOD ALONE』のミサキちゃんとか『R.O.D』の読子さんとか『放課後プレイ』の彼女さんとか『夕日ロマンス』のユウとか他にも・・・・・・候補が多すぎるのでやめました。今年もいい黒髪ロングが多数の作品に出てきたのでこれらが軌道に乗るころにはこの十選も入れ替わっているかもしれません。というか、ぶっちゃけ明日にでも入れ替わりそうです。今の気分ではこの十人というだけで常に固定なわけではありません。ではこの十選に何の意味もないかといえばそんなことはありません。この十人は私が自信をもって薦められる十人です。そのことについては何の疑いようもありません。願わくばこの十選が誰かのお役に立ちますように。