読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

『雪ねぇの部屋』胸囲のコメント率の謎に迫る!

年明けあたりから爆発的に人気が出てきた『雪ねぇの部屋』ですが、真に注目すべきはそのコメント数。3話以降はコメント数が平均5,000弱あります。再生数が20,000弱であることを考えるとこれは異常な高さ。


例えばコメディ系で人気といえば、平均50,000再生以上の大人気シリーズ『アイドルマスター ドタバタ紙芝居』。しかしこれもコメント4,000を超える回はそうそうありません。

最近の作品だと去年から始まった『姉、ちゃんとPしようよっ!』も第一話の再生数が150,000弱、コメント数が10,000を超える人気シリーズですが、これでも第一話以降コメント5,000を超える回は出ていない。

単純にコメント数だけを見たとき勝負できるシリーズは『ぷよm@s』くらいでしょうか?これはちょっと特殊な話なので簡単には比べられませんが、再生数が3倍ある『ぷよm@s』とコメント数が同程度というだけでも十分驚いていいレベルだと思います。

以下、なぜ『雪ねぇ』がこれほどにコメントを稼げるかを考えてみました。

題して・・・『雪ねぇの部屋』胸囲のコメント率の謎に迫る!


(『雪ねぇの部屋』あらすじ)
時代はダイアルアップとかテレホーダイとかいう単語の飛び交う少し懐かしいあの頃。
765プロのアイドル萩原雪歩が管理人をするHP『雪ねぇの部屋』は大人気。今日もその掲示板にはインターネットの生ける伝説「雪ねぇ」を慕ってたくさんの子猫ちゃん達が集まるのだった。ところが実はその子猫ちゃん達も皆765プロのアイドルで、リアルとはまた違う一面を演じるのだった・・・


だいたいこんなお話。説明しなくても見ればすぐ分かるし面白いんでどーぞ。


『雪ねぇ』人気の理由としては、2,30代がノスタルジー感じるオッサンホイホイは受けがいい(「つかみ」の成功)とか、元キャラの設定をそのままにアイマスのサブストーリーとして楽しめる(特定の題材を扱わずターゲット層を狭めない)とか色々あると思います。


しかし一番は「作中人物がチャットしてる設定」。これが非常に得してる。
正確には・・・・・・作中人物には互いが分からないが、実はリアルでは全員知り合いで、かつそれが視聴者にだけそれが分かる構造。

まず、キャラ全員が一堂で会話する状況を作るのって実は難しいのですが、これをチャットという形で軽くクリアー。さらに「ギャップ」を作るのが簡単という、笑いのとりやすさもある。

普通Aという話をしているとき面白いのは、「Aという話自体が面白い」か「AについてBさんがしたCという発言が面白い」か2パターンだが、『雪ねぇ』の場合、Aという話が面白くなく、かつBさんのCという発言も面白くない場合でも「(本来リアルではそんな発言をするはずのない)BさんがCという発言をしているだけで面白い」が成り立つ。

『雪ねぇ』は、そうやって元キャラの設定とネット上の人格とのギャップを「常に」出すことができる。いわばほぼ全てのセリフがギャグであるも同然。加えて発言内容と立ち絵を「ずらす」ことでさらにギャップを生み出せる。
セリフにネタを詰めると長くなってどうしても「くどさ」が出ますが、このように『雪ねぇ』はセリフ内容以上に笑いをとれるシステムになってるので、文章量は少なく笑いは多くというコメディの難題をも軽々とクリアーしてしまう。
以上のコメディとしての質の高さに加え、その異常なまでのコメント数の背景には「視聴者もチャットに参加する感覚で気軽にコメントできる」ことがあります。コメントはする人しない人に分かれるものですが、「俺ならこうツッコミ入れる」を自然に誘発する『雪ねぇ』は、「コメントしたくなる」かつ「コメントの敷居が低い」動画。ゆきねぇ大勝利!


このように「チャットしている人達を除く」という設定が功を成し過ぎていることが、『雪ねぇの部屋』胸囲のコメント率の理由であると考えました。そんなわけで私は『雪ねぇ』見て笑いながらすっごくジェラジェラしますというお話。