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『ハックス!』キャラクターの身体原理

漫画

ハックス!(1) (アフタヌーンKC)

ハックス!(1) (アフタヌーンKC)

ハックス!』のキャラクターはメインはもちろん、出番の少ないサブキャラに至るまでみんな丁寧につくられていて、読んでいるうちに「あー、こんな人いたわー」と思えてきて自分の高校時代を思い出します(神谷先輩なんか本当にいたような気がするし、名前も神谷で合ってるし)。

この点に関しては作者である今井先生もやはり意識的であったようで、それに関して先日Twitter上でコメントされていました。


 Togetterまとめ - とある『ハックス!』の身体原理



このTogetterに関連して『ハックス!』キャラクターの身体性について、2010年の私的ベストキャラクター*1・秦野さんを例に見てみましょう。





(左:秦野、右:見吉)
二人が並んでいるコマでは一目瞭然。確かにセリフやモノローグでの説明ばかりでなく、体のポージングがキャラクターの説明になっている。『ハックス!』は全4巻ですが、はじめにも言ったように、このような細部の拘りが、キャラクターの一人ひとりをリアルに感じさせます。



(単行本2巻裏表紙より)
また、まとめで私が指摘していますが、秦野さん(左端)だけスカート丈が長いことに気付いたときは驚きました。秦野さんがどういうキャラクターかといいますと……


このコマなんか如実に秦野さんというキャラクターが出ているところですね。


・他人と目を合わせられない
・うつむきがち
・口元に手を当てる
・(自分からしておいて)話を急いで自己完結させる
・あとバッグがJKっぽくない


うわー、これなんて俺いかにもよくいるコミュ下手な子……というのが、このコマだけで分かるのがすごいですね。そしてこういう子ならスカート丈を短くできないだろうという納得があります。



秦野さんに関してはまた単独で文章あげたいですが、今回は『ハックス!』キャラクター身体原理についてということでここまで。

*1:2009年は羽衣狐さま