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『この彼女はフィクションです。』第2話 : ミチルの設定から明らかになる主人公のキャラクター

いやー面白いですねー『かのフィク』(*『この彼女はフィクションです。』非公式略)。

第2話では早速ミチルの新ルール設定が明らかに。それは「過去に書いた全てのノートの設定が継承される」こと。



(どこのバトル漫画だこれ……?)

オレが5歳のころから書き続けてきた『ミチル』の「キャラ設定ノート」……当たり前だけどこの10年の間オレ自身の性格や趣味嗜好には遍歴がある……つまり――"理想の女の子"像もその時々で変化している!!(第2話)


いいですねこの設定。デスノートの新ルール公開のときみたいにワクワクします(感覚には個人差があります)。


で、結果ミチルが非力でパワフルという矛盾した存在となっているところにユーリのキャラクターがよく出ていると思います。というのは、ユーリの10年は理想の愛を求め極めたわけではないということ。

例えば彼が『神のみぞ知るセカイ』の桂馬のようなタイプならば10年間ぶれないより洗練された設定のノートが更新されたでしょう。しかしユーリはそうではなく、自分の趣味に対し後ろめたさもあり理想に生ききれなかった。それがノートの内容がぶれている理由であり趣味を捨てたかった理由でもあるわけです。

しかしノートの内容がぶれている理由はそれだけではありません。それはユーリがミチルに求めているものが恋人だけではなかったから。ユーリはミチルに理想の恋人を求めていただけではなく、友達でもありました。

孤独だったオレにとって『ミチル』は唯一の友達であり――恋人だったんだ(第1話)

ミチルは独りぼっちだったオレの「友人」そして「恋人」でした 高校に入って友達はできたし……それに好きな人だって――(第2話)


また第2話で明らかになったようにミチルには「ぼくの考えたさいきょうロボ」のような望みも入っていることからみても、ミチルはユーリのあらゆる理想を混ぜ込んでしまった存在ということになるでしょう。

  • 3人の関係

あとメイン3人の関係も面白い。

第1話時点でフーコ先輩の行き詰ってる新作が「長い間離れ離れになっていた2人が偶然再会して始まる恋物語」であることから、彼女がユーリとミチルを観察する立場になるだろうことは予想できましたが、2話を見る限りその予想の通りに動きそうな感じ。
展開的には即修羅場に発展するわけでなく、しばらくはミチルのせいで先輩に告白できないというコメディ寄りの展開が続くもよう(「ミチル→ユーリ→フーコ」)。ラブコメ的にはフーコ先輩がユーリを好きになるタイミングが注目です。


観察者地点はキャラクターが自由に動けるとこなので、フーコ先輩には今のうちにどんどん面白いネタ出してってほしいですね。


(ノリツッコミする美人)

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