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お前の嫁だろ、早くなんとかしろよ : 『この彼女はフィクションです。』

この彼女はフィクションです。』1巻が発売しました。


この彼女はフィクションです。(1) (少年マガジンコミックス)

この彼女はフィクションです。(1) (少年マガジンコミックス)


大事なことなので始めに言っておきますが、こちらのサイトで1話試し読み可能です。

これ連載開始からかなり推してて、作品を表わすキャッチコピーみたいなものがどっかに転がっていないかしらと思っていたのですが、さすがインターネット文化ですね、ありましたよ。うん、「お前の嫁だろ、早くなんとかしろよ」。まぁ、そういう(?)話。

葉村裕里には、10年間続けている「秘密の趣味」がある。それは、オリジナルキャラクター『ミチル』を創作すること。現実の女の子に恋をした裕里は、その趣味を捨て去る決心をするが、その時、目の前に現れたのは‥‥!? 展開予測不能の極限恋物語開幕!!(1巻あらすじ)


主人公のことが大好きなんだけど恐ろしく常識に欠けた美少女が降って(?)来てドタバタ引き起こすということで昔から今までよくある話と言えばそうなんですが、これがなかなかに面白い。書いた本人も忘れている「ノートの設定」が反映されているという軽いサスペンスorホラー(というかギャグか)がわくわくするものでしたし、そういった要素が1巻以降はやや薄れている点は惜しいですが、それでも全然「持つ」のはやっぱりヒロイン2人がそれぞれかわいいから!ええラブコメの重要なファクターですから。

  • 〜頼まれてもいないのに本作ヒロイン紹介〜
    • ミチル


まともに服を着ない本作ヒロインの1。ミチルの魅力は黒髪ロングなとこです(きっぱり)。それも作者の渡辺静先生が髪の動きまで描いているのがいいんです。ベタに白入れた動きのない髪ではなく、髪の一本一本細い線まで描きこまれていて(表紙の絵も参照)、そのしなやかな動きが、そしてそこから髪質の良さが手に取るようによく分かります。むしろ手に取りたい。動きこそ黒髪ロングということでこういう描き方はいいですね。マルバツのヘアピンがセンスないけどそれは本人のせいじゃないので仕方ない。

    • 九住風子(フーコ先輩)

たぶんミチルより人気なヒロインその2。主人公の童顔好き(それがミチルに反映されてもいる)に対置されてるということで美人顔。二人の顔つきの差はおそらく瞳の描き方が印象大きくて、連載2話のマガジンで前作より瞳の線を一本増やしたという制作話がありましたが十分に効果的だったと思います。しっかり者美人なのにアホの子というギャップが面白い。美鶴先輩(ペルソナ3)みたいな。しかし美鶴先輩ほど胸はなかった。

あとフーコ先輩に限らない話、ミチルも服着ないけどこの高校の女子もたいがいスカート短すぎるよね?


ストーリー展開の話に移ると、1巻収録の5話まではテンポよくラブコメに仕上がってると思います。この後若干落ちるかなと思っていたところに最近の展開でまた盛り返してきた感じ。雑誌ではクライマックスぽい展開だけど、作者によると「今のところその(終わる)予定はない」とのこと。そんなわけでひと安心で続きを待ちましょう。