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「VS JOJO」舞城王太郎の題材を予想してみた!

ウルトラジャンプ 2011年 12月号 [雑誌]

ウルトラジャンプ 2011年 12月号 [雑誌]

上遠野:そうなってくると、この後作品を書かれる舞城王太郎先生の題材が気になりますね。この前ちょっと小耳に挟みましたが…。
西尾:僕もちらっと聞きました。凄いところに目をつけてくるなぁ!…と思いました。この場では言えませんが。
ウルトラジャンプ12月号付録小冊子「VS JOJO マニアクス」より)


今月号のウルトラジャンプでは上遠野浩平西尾維新JOJO対談が載った冊子が付録についてきます。「VS JOJO」なる企画で上遠野浩平西尾維新舞城王太郎という何とも豪華なメンバーが揃い『ジョジョの奇妙な冒険』の小説が出ると言うのだから驚きです。その第一弾となる上遠野の『恥知らずのパープルヘイズ』は既に出版され好評。西尾の『OVER HEAVEN』が予告され来月発売と来れば、残る舞城の題材が気になるのが人情というもの。

とはいえ内容的にはほとんど何も言っていないと同じ引用部だけでは何も判りません。そこでキーとなるのが文脈です。

この直前で二人はもう一作JOJOのノベライズを書くとしたら何を題材にするか、という話をしています。そこで出たのが四部の仗助であったり『ジョジョリオン』であったり(あと二部と三部の話も少し)。

この文脈から上記の流れとなるわけですが。そうなると他と比べ四部と八部は可能性が低くなります。もちろん四部か八部の意外なキャラクターを主人公に持ってくれば上のような流れになるかもしれませんが、まず現在進行中という意味でも八部は難しいでしょう。また商売ですのでそこまでマイナーなキャラクターは選ばないのでは……と思います。

次に前二人の題材が参考になります。上遠野浩平は五部のフーゴを主人公としました。西尾維新DIOを主人公と発表しており、おそらくは三部前後がメインとなると考えられます。企画としてもかぶりを気にしそうですし、執筆者としても直前に誰かが書いているものは選びにくいでしょう。この二つも可能性が低いです。

先ほどは可能性が低いと言いましたが、四部に関してはやや判断に悩むところです。舞城は以前、越前魔太郎名義でJOJOは四部が好きと発言しているからです。また四部は人気キャラクターも多く舞台が日本であり、素人考えですがやりやすい題材に思えます。しかしこの企画以前に乙一が四部を書いていることは舞城にとって四部を選びにくくしたような気がします。乙一JOJO小説はこの企画以前のものではありますが、新装版が来月に出るからここでもかぶりは避けるのではないかと思います。

さて残る一・二・六・七部でもスタンド登場以降の六・七部が本命でしょう。もちろんJOJOにおいて一・二部も重要ではありますがスタンドバトルのニーズを考えれば六・七の方が可能性は高そうです。

六部か七部か。さてさて『恥知らずのパープルヘイズ』を読んだみなさんはご存じの通り、そこには舞台である五部だけでなく他の部と繋げる小ネタがたくさん出てきました。JOJO全体から色々なネタを拾って来れるのはノベライズとして大きな面白さでしょう。はい、この流れ出もう気づいた方もいらっしゃるでしょうが、七部(SBR)はパラレルワールドの設定です。他と独立した七部を選んでしまえば基本的には七部の内でしか話を組み立てられず、もちろん小ネタを出すのも難しいです。

ではではやはり六部が大本命ではないでしょうか……大本命ということで話を進めます!六部の中でも舞城はどのキャラクターを選ぶのか?ここで冒頭に引用した西尾の「凄いところに目をつけてくる」という発言を考えれば、まさか主人公レベルのポジションではないでしょう。脇役でも印象の強いキャラクターを選んでこその発言と思います。

最後に舞城を考慮に入れます。最近では大人しいものもありますが、脳内思考をそのまま垂れ流すようなご存じ舞城文体。これを持って主人公に置くとすれば、ありそうなのは、独り言の多いやつ(わりといた)!そして(舞城の)小説の主人公になりそうで原作でも重要なポジションで印象の強いやつ!おおそいつを選んだかと思うやつ!と来れば、その可能性が高いのは……エンポリオ少年に決まったー(仮定に仮定を重ねた上で急ぎ足の推測)!!!

はい、皆さんはどう思いますか?楽しみですね、舞城JOJO(ささっとまとめて退散)。