『探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕』第6話をみて

 先日「アイドル探偵学園」という企画がありまして久しぶりに動画をガーッと観ておりました。が、そこで



 こ、このシルエットは!?(……ってなんでですか〜)


 と、それはともかくミルキィ2期6話、絶賛したい。ここまで2期がいまいちに感じていた人ほど面白いだろう。

 ここまで最終的な終着点の見えなかったために視聴者の立ち位置に困るミルキィ2期であったが、この一話に限ればエノ電内で起きた事件の謎がゆるい枠、リード線になっていて落ち着いて(?)観ることができる。

 が、そう簡単には行かないのがミルキィホームズ。謎の提示時点ではエノ電内の事件全てが一つの糸で結びつくかと思わせておいて、実際は全て何の関連もなく別個に起きていたというのが意表をついて面白い(タイトルのパロディ元であるオリエント急行の鮮やかさとは対照的に)。にも関わらず小衣ちゃんに起きた事件だけは連続コンボを決めていたというのも二段構えになっている。もちろん説明の順番を実際の時系列と入れ替えているのも意図的だろう。

 さて、6話はミルキィホームズが初めて自覚的に事件を解決する。

エリー「犯人を捕まえて事件を解決する。それが探偵です」

 なるほど確かに。これがミルキィ世界の「探偵」なのだろう。実際これまでもミルキィホームズは事件を解決していた。今回それを自覚的に行ったことでミルキィホームズはついにやっと探偵に目覚める。これがミルキィホームズの「あるべき姿」なのだ(なにをいまさら)。

 5話ではアンリエット会長が「不愉快……ですわ」と呆れて帰ったために会長の裁断がなかった。この6話では会長が一度見放したミルキィホームズが探偵として再び「自然に」(=会長の焚き付けなしに)立ち上がる。その様子を会長が見ているということで、次回予告からも予想できるように、ついに会長が動き出すのだろう。

 もしやこれを最後まで引っ張るのでは……と危惧していた展開だが、ここまで6話時点で落としたことは次回以降の楽しみが増して全体としても大きなターニングポイントとなる重要な回だったと思う。SSの小衣ちゃん人気がまさかこんなところで利いてくるとは!