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意地っぱり黒ロン好きは『今日のユイコさん』を読むべきだわ、当然

 昨日ふらっと出かけたら来週に買う予定だった『放浪息子』の14巻が手に入ったのだから東京はすごいところだ。


放浪息子 14 (ビームコミックス)

放浪息子 14 (ビームコミックス)


 『放浪息子』、高校に入ってまたそれぞれの変化があり、特にふらふらしてる高槻さんとすっかり仲良しになった千葉さんの動きがおもしろい。

 とはいえ14巻は安那ちゃん。自分の前で他の女子に「かわいい」と言えてしまう年下の彼氏=二鳥くんをおもしろいなと思いつつ、でもやっぱり少しイヤだ。めんどくさいわがままも言いたい。でもクールなキャラを崩したくない。挟まれ悩む安那ちゃんがえらいかわいい。


 ……このえらいかわいい安那ちゃんが、黒ロンだったとしたらもっとかわいいと思いませんか?


 わがまま言いたいでも素直になれない黒ロンとして、われわれは黒木ユイコさんという事例を知っています。


今日のユイコさん(1) (アフタヌーンKC)

今日のユイコさん(1) (アフタヌーンKC)


 つり目でキツそうな女子高生・黒木ユイコさんと同じクラスのトモヤはたぶん付き合ってる。その微妙な距離感と、ユイコさんのいかにもなツンデレではなく、なかなか素直になれない真面目めんどくささをリアルに描いた『今日のユイコさん』は、同じアフタヌーンでは、とよ田みのるラブロマ』を想わせるすてきなラブコメ

 ユイコさんも本当はトモヤにわがまま言いたい。甘えたい。でもとても言えない。そんなときユイコさんは必ず「〜するべきわ、当然!」みたいな建前ごとを言って髪をかき上げます。余談ですが私これをユイコさん黒ロンモードと名付けたので『今日のユイコさん』がアニメ化してニコ動で配信されたあかつきにはぜひ「出たユイコさん黒ロンモードww」などとコメントするべきだわ、当然。



(黒ロン必殺・髪をかきあげる仕草)


 こうして事ある度にユイコさんは黒ロンモードになって本心を隠してしまうわけですが、そこをフォローするのが、たまに空気は読めないがよくできた男子・トモヤ。トモヤはユイコさんが意地を張っていること自体には気づかないものの、常にユイコさんを想うトモヤの気遣いは、結果的にユイコさんの心を満たします。ナイスアシスト。
 そうしてトモヤと過ごすうちに、ユイコさんは少しずつ心を開いていきます。女友達ができたり、トモヤも思わぬ積極的な行動を見せたりします。まさに理想的なカップル。わたしもこんな形で黒ロンとお付き合いしたいです(素直な気持ち)。