今週の黒ロン:『魔法科高校の優等生』

 こう、毎度毎度黒ロン黒ロン言っていると「それじゃ何でも黒ロンじゃねーか!」というツッコミもきそうなものですが、何でも黒ロンです。



 ということを証明してくれるのが例えばこの『魔法科高校の優等生』で、人気ライトノベル魔法科高校の劣等生』の深雪さんをメインに据えたスピンオフ漫画。大筋のストーリーに変更はありませんが、黒ロンの深雪さんをメインにしたために、関係ない解説シーンなどは思い切った省略をする大胆な構成。それに加え作画担当・森夕さんの黒ロンへの拘りが半端なく、あからさまに深雪さん贔屓のコマ割や構図で十二分に黒ロンを堪能できる漫画となっています。このへん前に書きましたが(関連:『魔法科高校の優等生』 深雪さんの髪が長く見えるのはなぜ? - 水星さん家)、『魔法科高校の優等生』では黒ロンを映すことを何より優先しているということです。
 つまり原作・魔法科を黒ロン中心に再構成したものが『魔法科高校の優等生』ということで、緻密な世界観設定と重厚なストーリーの魔法科も黒ロン美しいで見ることができるという良いリード線になっているのではないでしょうか。ここではじめの問に戻るなら、黒ロン的に見れば何でも黒ロンであるということですね。


 『エマ』乙嫁語り』の森薫さんが描くの楽しいでガリガリ描いてるタイプなことは有名ですが、森夕さんも黒ロン描くの楽しいで描いてる方で、1巻のあとがきにも「もともと黒髪ロングの美少女が大好物で描いててとても幸せです」とあります。これって実はすごいことで、ベタをたくさん使う黒髪のキャラクタは「描くのが面倒だからこのキャラは嫌い(笑)」みたいな作者のコメントもたまに見かけるほどだからです。森夕さんは今作が初の単行本ということですが、それでこれだけの黒ロン漫画を描くことができるとは、まさに黒ロン好きの産み出した奇跡と言うべきか言うべきだ。


 先日出たばかりの2巻も黒ロン力増し増し!