『ふたりはミルキィホームズ』5話感想

 前回「あなたたちもいつか必ず解けない謎にぶつかる」という言葉を残してフェザーズの元を去って行ったイエローブラックホールさん。フェザーズの夢はライセンスを持つ探偵で、その夢を叶えた人が怪盗として現れたことに二人は少なからず衝撃を受けたのではないか(そんなふうに見えなかったけど)。
 今回も文脈としてはそうした、これからぶつかるであろう壁まで進撃するフェザーズの話で、なんとミルキィホームズでこんなにまともなミステリを見られるとはと驚くほど。いわゆる日常の謎で、「おばあさんが誰と会っていたのか?」という一つ目の謎が真っ先に興味を引くもので割合簡単に解けるため、それにより「喫茶店の謎」という二つ目の謎から目がそらされてしまう。
 かのミルキィさんもヨコハマではたいそうな人気だったが、探偵が怪盗連中とトイズバトルだけでなく、市民レベルでヨコハマの街を守っていることがよく分かる。そしてフェザーズがなりたいのもそういう探偵なんだろう。
 また謎だけでなく、おばあさんとの出会い、怪盗との出会いから人間のいろんな面を知っていくフェザーズの成長話でもある。
 少女探偵二人の好奇心旺盛でアクティブな、それでいて優しい姿がなんともかわいらしい。決して抜けているわけではないが行動が先に来るカズミ。落ち着いていて判断の速いアリス。ペアとしてはまるようコテコテに長所短所を作られたキャラクターではない。そしてどちらもその特徴が資質・トイズに表れている。相手より先に打つ必要があり遠くを狙える矢。ギリギリまで判断を待つことができ、守るだけではない盾。二人が力を合わせれば困難な壁でも超えられる。そう信じる。
 あと二人とも髪がきれいなのが良いよい。明らかに怪盗共よりサラサラヘアーしてる。髪質もトイズだなあ。