黒ロンオブザイヤー2014(既刊部門)に投票しました

 黒ロンオブザイヤーやってます。このままずっと投票者出ないと動きが止まってしまうので私がはじめに書くことにしました。まずは既刊部門。新刊部門はあとであげます。締切まだなんでどしどしご応募ください。

星空のカラス 5 (花とゆめCOMICS)

星空のカラス 5 (花とゆめCOMICS)


 髪を切ることも忘れて囲碁に没頭する少女・烏丸和歌がプロ棋士・鷺坂総司と出会い、プロの道へ足を踏み入れる――。色白黒ロンに定評のあるモリエサトシさんの新作はなんと囲碁漫画。
 (説明のため若干4巻のネタバレレビューをすると)4巻で和歌は師匠の元恋人にして現女流最強の棋士・康子と出会う。棋士としても女性としても自分よりはるか上で師匠の近くにある康子に和歌は憧れまた一方で嫉妬もする。
 その二人の対局が終わり、康子は過去の経験から自分と似ている和歌に「総司を想っても無駄」と言う。康子は総司と別れた時、女性であることを捨て全て棋士として生きることを選び、その際断髪していたのだ。
 だが和歌は「一方的に思っていることは負けではない」「私は恋で強くなります」と康子とは違う道を進むことを示唆する。
 康子というあるいは在り得た未来(=断髪)を否定することで黒ロン力を増した黒ロン大勝利の4巻。そして続く5巻ではこの決意を経てとんとんでプロへと進む――かと思いきや、院生レベルでも和歌より強い奴らはたくさんおりますドロドロした駆け引きも当然ありますとスポーツものとしてギアを切り替えた別質の面白さがあり今乗りに乗っている黒ロン漫画。

関連今週の黒ロン:『星空のカラス』 - 水星さん家


  • 『パレス・メイヂ』

パレス・メイヂ 2 (花とゆめCOMICS)

パレス・メイヂ 2 (花とゆめCOMICS)


 言うまでもないが黒ロンは我々より上位の存在である。つまり――帝。
 ということで2作目は明治時代をモデルとした架空世界で帝は黒ロンという『パレス・メイヂ』。
 ツリ目ストレートロング軍服の凛々しい彰子帝には思わず跪きたくなり、主人公はそれに仕える侍従職で本当に跪いています(正しい)。帝とあまりに大きな身分差があるために本当にささいな関わりであっても主人公は大満足の日々です。
 これは架空の世界観ではありますが、黒ロンが上位存在でありどんな形であれ黒ロンとふれあうことが最上の喜びである点ではとてもリアリティあるとも言えます(言えます)。丸く大きな瞳より切れ長の目を好む私としては今後も推していきたい黒ロン漫画。

関連今週の黒ロン:『パレス・メイヂ』 - 水星さん家



 原作小説『魔法科高校の劣等生』の持つ黒ロン力を見事に漫画化。3作目に選ぶのは『劣等生』の妹・深雪さんを中心に置いたコミカライズ『魔法科高校の優等生』。
 以前にも書いた通りこの『優等生』では深雪さんの黒ロンを映し出すため様々な工夫がなされており、それらが著者の経験に基づくものではなく(著者なんとこれがデビュー作)単に黒髪ロングの美少女が大好きだからという理由で成されていることに驚きと喜びが同時に生まれます。
 その圧倒的黒ロン中心描写は他の漫画でも見習ってほしいほど。アニメ版を受け付けなかった黒ロン好きにも激推しできる一作です。

関連今週の黒ロン:『魔法科高校の優等生』 - 水星さん家